2020年映画 25本目 ジュラシック・ワールド 炎の王国
2020年映画 25本目 ジュラシック・ワールド 炎の王国
監督:ファン・アントニオ・バヨナ
主演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード
公開:2018年
制作:アメリカ
視聴:WOWOW
<ストーリー>
あの大惨事から3年。
人気を博したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」は放棄され、
恐竜たちは大自然で自由に生活をしていた。
しかし、島では火山噴火の予兆が捉えられていた。
迫りくる危機的状況の中、
恐竜たちの生死を自然に委ねるか、
命を懸け救い出すか、
恐竜の為の選択を迫られていた。
そんな中、恐竜行動学のエキスパート、
テーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、
行動を起こす事を決意。
恐竜たちを救出するために島へたどり着いた矢先、
火山は大噴火。
人間と恐竜の生死をかけた冒険が始まる。
<レビュー>
前回、大惨事を招いたジュラシック・ワールド。
恐竜たちが人間に管理されることなく自由を謳歌している訳だが、
島の火山が噴火。
島内の生物を全滅させるほどの被害を招きそうな状況の中、
救える命は少しでも多く救いたい。
なので、前回危機的状況化のジュラシック・ワールドから脱出した恐竜行動学者とパークの責任者を雇い、
武装した部隊とともに島に向かわせ、
恐竜たちを救い出そうというわけだが・・・
ジュラシック・パークもジュラシック・ワールドも主役は恐竜だ。
圧倒的な力で人間を凌駕し、
恐竜を見世物にしようとした人間を圧倒的にねじ伏せる。
恐れおののく人間だが、
何とか知恵を絞り島を脱出する。
その面白さが2作にはあった。
けどその後は未知の生物を見たいという人間の夢が、
それを利用して金儲けをしたいという人間の欲望に変わってしまう。
意地汚い人間がいくら危機的状況から逃れようとしても、
恐竜の圧倒的力から逃れることはできず、
「ドーン!」と一発踏まれておしまい。
人間は果たして進化したのか、変わらないのか。
正直、評価は低い。
もはや恐竜に目新しさは無いし、
ストーリーもワンパターン。
正直なんの捻りもない。
人間が金儲けのために恐竜を利用したい。
ロストワールドと同じで残念だった。
島から脱出する場面はたくさんの恐竜が出てくるので、
お子様たちは興奮するだろう。
ヴェロキラプトルのブルーとの友情が引き続き描かれていたのは良かった。
「俺たちと来い」
と誘うが、結局ブルーは一人で生きていくことを選ぶ。
結局支配することは出来ない、という事なんだと思う。
そして・・・
邦題はどうにかならないんだろうか?
腹が立つほどダサい邦題だ!
「炎の王国」?
全く関係なかった!
誰が考えて、誰が許したんだ?
本題はFallen Kingdom
堕ちた王国という意味なんだろうけど、そのままで良いだろ?
もはや「●●の●●」という法則の邦題はいらない!